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●キャットシッターねこごころ スタッフねこ崎の、愛と文字いっぱいのブログ●
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ブログを読んで頂いている方はもうお気付きだと思いますが、お寺や神社詣でをするのが昔から好きです。
十年ほど前から年に一度の割合で、母と京都や出雲、伊勢へ旅行しています。
女性の多くがそうであるように、特に京都は好きで何度も訪れています。
何度行っても飽きない京都の魔力・・・恐ろしい子!!


さて、そんな京都の朝ごはんの風景を集めた本。
タイトルもそのまんまです。



京都の朝ごはん / コパン サンク・著(mille books)


内容 amazon 商品ページより

京都に住む女性5人からなる「コパン サンク」が贈る京都の暮らし。今回のテーマは『朝ごはん』。京都に暮らす彼女たちだから描ける、京都の朝ごはんから見える京都の普段の暮らしが一冊に。 第1章 京都の朝ごはん|朝ごはんを食べに出かけたい喫茶店、旅館などを紹介。 第2章 京都の朝さんぽ|朝ごはんを愉しみならが出かけたいおさんぽコースを案内。 第3章 京都人の朝ごはん|京都に暮らす方たちの普段の朝ごはんを紹介。 第4章 京都のおめざ|朝のめざめに食べたい京都のお菓子を紹介します。




一言で表すならば、「THE・おしゃれな本」という感じ。
実は、京都特有の朝ごはんのレシピが載っている本だと勘違いして手に取ってしまった本だったのでした。
しかし写真と文章で、京都のお店やおしゃれな住民の朝食を紹介するという内容だということに帰宅してから気付きました。ありゃ、失敗。

写真とおしゃれなレイアウトに比例して文字数も少なめで、比較的スラスラと短時間で読めてしまいました。
喫茶店のモーニング、おいしそうだなあ・・・。朝からおいしいコーヒーとか、優雅ですよね!憧れます。



そもそも何故京都の朝ごはんのレシピ本が読みたかったのか?
それは前回、ほぼ一年前の今日と旅行の際に泊まった旅館がきっかけでした。
京都祇園のど真ん中にあるその名も「旅館 紫」
http://www.delicious.ne.jp/html/toku03/kiji03/kiji03_0203_05.htm

どのくらい祇園の中にあるかというと、花見小路まで歩いて30秒。
カラコロという音に窓の下を見てみると、舞妓さんが歩いているという最高の立地。
それもそのはず、元お茶屋さんの建物を使っている旅館なのです。


それまでは気を遣わなくていいという母の希望で、駅近くや市役所付近のホテルを利用していましたが、今回はせっかくだから!と私の意見を通させてもらい、この風情ある旅館のお世話になりました。

IMGP1598.JPG



















こんな感じの玄関をくぐると、


IMGP1675.JPG














素敵な暖簾がお出迎え。


女将さんがおっしゃるに建物は築200年とのことで、勿論木造。廊下や階段は歩くたびに体重でギシギシ鳴っていました。
部屋も襖仕切りで、風呂・トイレ・洗面は共同。一階の坪庭に面した廊下には壁が無く、台風の時なんかはどうするのだろう?という構造でした。
雨が吹き込んで、部屋の襖や障子がビショビショになってしまうと思うのですが・・・。あと、完全に外気に接しているので冬は寒く、夏は暑い!虫もびゅんびゅん入ってきそうです。だって外だから。
洗面所は坪庭に面していたので、空を眺めながら他の宿泊客と並んで歯を磨くという、ここはキャンプ場か?と思うような体験もできました。


ホテルに比べると不便な点も多くありましたが、心の底からここに泊まってよかった!と思いました。
特にここの朝食が素晴らしかったです。
IMGP1679.JPG














一回目の朝食。
これぞ京都の朝ごはん!といった感じのお献立。
たけのこご飯、昆布添えのかまぼこ、イカとたけのこの煮物、ちりめん山椒と青菜のおひたし、漬物、おみそ汁。
おひつの中まで空にしてしまう勢いで頂きました。
このかまぼこが、はんぺんとかまぼこの中間くらいの食感でなんともおいしかったです。
母と「東京には売ってないよねえ」と言いながら食べたのを覚えています。


IMGP1610.JPG














二回目の朝食。
真ん中の麺は「魚そうめん」という糸状のかまぼこです。
だしがかかっていて、ツルツルツルーッ!と食べれてしまいました。
おいしかった・・・。東京では一回も見たことありません。
何故これを売らないのか!あれば絶対に買うのに!




本の紹介をしているはずが、いつの間にか京都の旅館の朝ごはんレポート(それも一年前の!)になってしまいました・・・。
憧れの京都!
東京から引っ越すのは少し怖いですが、京都になら住んでみたいと思います。


おまけ:
カランコロン、音に誘われて窓の外を見てみると・・・
IMGP1189.JPG














雨の中、お稽古に向かう芸妓さんの姿が!
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住宅街で、気になる看板を発見しました。
それは一軒のクリーニング店。



その名も『帝国』。
IMGP2360.JPG
















クリーニング屋さんと『帝国』って、両者に共通点なんてないじゃーーーん!



気になる気になる気になる。
何故この名前なのでしょう?
ジーク・ジオン?



IMGP2361.JPG














んでもって、このマーク。
帝国に、菊。
なんだか強烈だなあ。


ルーツを知りたくなってしまうお店なのでした。
現在私が持っている御朱印帳(神社用)は、2008年に府中市の大國魂神社で購入したものです。

しかしその一回きり以降ページが御朱印で埋まることもなく、しばらく引き出しの中に置かれたままになっていました。
神社に行ったり、それこそ本場の京都に旅行したりしていたのですが、御朱印帳を持っていくのをすっかり忘れていたのです。


しかし東京十社めぐりをするにあたり、これではいかん!と思い直し。
東京十社の御朱印と共に、機会があればどんどん御朱印を頂いていこうと一念発起いたしました。




とりあえずは2008年、大國魂神社の御朱印です。
IMGP2357.JPG



















日付が古い・・・。



さてさて、情報をば。
大國魂神社(
http://www.ookunitamajinja.or.jp/


御祭神
・大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)=大国主命(おおくにぬしのみこと)
  
神田明神と同じ神様です。
  
品川神社の御祭神、素盞嗚尊(すさのおのみこと)の息子とのこと。


西暦111年(!)の5月5日に創建され
たそうです。
111年というと、中国では後漢の時代。まだ三国志の時代にもなっていません。
すっごくすっごく昔ですね!


源頼朝の奥さん、北条政子の安産祈願を行なったり、徳川家康が江戸に入ってからは、江戸の鎮守として篤く信仰されたそうです。
って、ここでまたまた頼朝と家康の名前が。
品川神社、芝大神宮に続いて三社目です。





境内はとーーーっても広く、また木々が鬱蒼と繁っていて、訪れたのは八月下旬でまだまだ暑い盛りだったにも関わらず、心地良い空気を感じることができました。








ゴールデンウィークに行なわれる例大祭、『くらやみ祭』は、あの司馬遼太郎の「燃えよ剣」の冒頭に登場するお祭です。

-略-
この夕、歳三は村を出るとまっすぐに甲州街道に入り武蔵府中への二里半の道を急いでいた。
-略-
今夜は六社明神(=大國魂神社)の祭礼である。 俗にくらやみ奉といわれる。
-略-

という形で登場します。
さすがにその当時のままの、男女のむにゃむにゃ・・・という風習は残っていませんが(あったらものすごく困る)、今でも夜に行なわれているそうです。





近くですし、機会があったら是非行ってみたいなあと思います。
図書館で「漢字の起源」という本を借りました。

漢字の起源/加藤 常賢  角川書店 (1970)



ハードカバーの分厚い、まさしく辞書のような本。
総頁数995ページ!
どうせならあと5ページ頑張って1000ページにしてしまえばよかったのに。
なあんて。
とにかく重いわ嵩張るわで、持ち帰るのが一苦労でした。





この本の何が面白いって、その「漢字そのもの」にもともとどのような意味があったのかが書いてあるところ。
漢字は表意文字の一種ですが、同じ漢字でも、もともとその漢字ができた頃に使われていた意味と、今日用いられている意味とでは全く違うものもあるようです。



例えば
「春」・・・桑と日が合わさった漢字。桑の若芽の出る日のこと。
「夏」・・・人が舞踊をしている形。仮面舞踊。太陽が火のごとく輝くところ。
「秋」・・・禾穀(稲、粟などの穀物)を収する時。
「冬」・・・氷が凍る。
季節に関するこの四つの漢字は、概ね現在の漢字の意味に沿ったもののようです。


「東」・・・袋に荷物を容れて両端を括った形。
「西」・・・壷。または垂れ下がること。
「南」・・・温暖なこと。あたたかい。
「北」・・・二人が背を向け合う形。
南以外はなんだそりゃ?な意味の漢字だったもよう。


「白」・・・さらす。親指のこと。
「黒」・・・火が燃えてかまどの煙突の口を出る形。煙突にすす汚れがついたので、
     すすの色=黒となった。
「赤」・・・大と火が合わさった漢字。火が燃えた色。
白=親指って、意味がわかりません><


などなど。
わかるようなわからないような・・・な、説明が並んでいます。


あいにく「猫」という漢字の説明はありませんでした。残念!




残念と言えば、本の表紙画像がどこにもありませんでした。
調べるとこの本は昭和45年当時で6000円だった模様。た、高いです!ひゃーーーー。




他にも興味深かった「一」から「十」までのそれぞれの漢字の意味。

「一」・・・指を一本突き出した形。
「二」・・・引き伸ばして離れる、別れる。そむく。
「三」・・・古代は1と2までしか数えず、それ以上は数が多いという意味で「三」を用いた。
     親指と人差し指と中指。
「四」・・・口と舌と息のこと。またその形。
「五」・・・片手で糸巻きを持っている様子。
「六」・・・「入」のこと。(=6という意味には後からなった)
「七」・・・ひとつのものを切り分ける。「切」の元になった漢字。
「八」・・・両側に分かれてその間に隙間があること。ばらばらに分ける。
「九」・・・「肘」の漢字。肘の曲がる様子。
「十」・・・針

やたらと「分かれる」という意味の漢字が集まっています。



漢和辞典とも一味違う、漢字の成り立ちにさかのぼって考えた本。
ロマンを感じます。

自分の名前に使われている漢字をひとつずつ調べていくのも面白いです。
ねこ崎の名前は概ね良い意味を持つ漢字のようで一安心。
奥が深いです。漢字。



先だっての品川神社と同じ日、大門にある芝大神宮にも参拝しました。


いままで行ったところ:神田明神 品川神社
 
今回行ったところ:芝大神宮
           (
http://www.shibadaijingu.com/




増上寺・芝公園方面に歩いてしばらく。
大きなビルの狭間に挟まれて芝大神宮があります。
建物自体もビルの上にあるそうで、なんとも新しい神社でした。



この前に行った品川神社が古くてあっちもこっちも年季が入っているのに比べ、こちらはどこもかしこもピカピカでした。
IMGP2267.JPG






 

 

 

 

『関東のお伊勢さん』として江戸時代には大層にぎわっていたらしく、境内に歌舞伎の芝居小屋や、相撲の土俵なんかもあったそうです。
 

さてこの神社、ご祭神は
・天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)
  天の岩戸で有名な女神。太陽の神様。
  日本を作った神様の左目から生まれたらしい。
・豊受大御神(とようけのおおみかみ)
  品川神社の宇賀之売命(うがのめのみこと)と同じ神様のようです??

で、  1005年に当時の天皇によって創建されたとのこと。
その後源頼朝によって、また徳川幕府によって篤く保護されたらしいです。


源頼朝と徳川の組み合わせは品川神社と同じですね。
やっぱり関東の由緒正しい神社というのは、この二大勢力が関係してくるのでしょうか。




鳥居の前には何故かこんなものが。
IMGP2264.JPG



















創建当時、周りは生姜畑で、それを神前に供えたのが始まりとなって、今でも生姜とは深い関係があるそうです。
今でも秋にはだらだら祭り(生姜祭)が行なわれるそうです。



狛犬さん。吽像。
IMGP2268.JPG



















ん?この狛犬、角がでかい!


こちらも同じく吽像。
友人と、「シャア専用狛犬だね!」ときゃっきゃしておりました。
すみません・・・。
IMGP2269.JPG
























ご朱印もいただきました。
IMGP2355.JPG














書いてくれたのが、まだ学生さん?と言いたくなるほどお若い女性。
達筆です。
うらやましい!






帰り道、ちょっぴり足を延ばして増上寺へ。
IMGP2270.JPG



















IMGP2271.JPG

















THE・東京!
IMGP2272.JPG
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1979/07/20
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